スキーのお姉さん
今日は昼から上勇知にある
あとりえ華へ行ってきた。
あとりえ華は上勇知出身の画家である高橋英生さんのアトリエであり、奥様が二階で喫茶店を営んでいる場所。
去年の8月に英生さんの訃報を知り、今回やっと訪問することが出来た。
奥様とは何度か喫茶でお話をしていたこともあり、名乗ったことはないが私のことを「スキーのお姉さん」と呼んでくれる。
ひな祭りも近いのと、あまりお花!というお花は好きではないような気がしていたので、桃の切り枝を買って行った。
中に入ると、奥様は私のことを覚えていてくださり、2年ぶりかな?と話も盛り上がった。
英生さんの最期の話をしてくださり、アトリエの中も見せて頂けた。いつも見ていた緑の絵がたくさんあり、未完成ではあったがどれも高橋英生さんの作品だと一目見てわかるものだった。
私が小学生の頃、絵の教室に通っていたことがあり、その教室の先生が最近あとりえ華や稚内で個展を開いていることを奥様に話すと6月また個展を開くと教えてくれた。
英生さんが最後あとりえ華で見た個展も、その先生の個展だったらしい。
人の縁は面白いと思った。
ここも一緒に来ようと話していた場所だったので、ゆっくり来ることができてとても嬉しかった。
もちろん自宅用にも桃の切り枝を買ってきたので、飾っている。
ただの切花と違って枝があるので、野性味を感じて私は花より切り枝の方が好きかもしれないな